以前から、電気主任技術者資格を活かせる仕事に就きたいと考えていました。実務経験を積む機会を得て自分自身のスキルを磨きたいという気持ちがありましたね。電気の専門分野の仕事は高齢化が進んでいる分野ですが、年齢がある程度高くなっても専門性を発揮できる分野だということも認識していました。
また、同じ電気と言っても、大きく分けると二つの分野があり、一つは電気工事、もう一つは電気系統の保安管理業務です。どちらかと言えば後者の仕事ができるように、専門性を高めたいという意識で仕事を選ぼうとしていました。当社はそのどちらの分野についても経験が積める環境があることも魅力に感じました。さらに入社を決めたもう一つの理由は収入面で心配ないと思える環境が当社にはあったからです。

現在の仕事は空調管理の仕事をメインに行っています。
電気主任技術者資格だけでなく空調に関する資格も保持していたことから、急遽配属がそちらに決まりました。予想と違っていたので、驚きましたが、実際携わってみると、大切な仕事を任せてもらえたんだなと感じています。
なぜなら、この空調管理の仕事は、市内の小中学校全てのエアコンの管理をメインとするプロジェクトそのものだからです。お取引先は当然行政になりますし、エアコンの使用状況に関するデータを収集し、それを分析して報告する業務も含まれています。これまでも誰もいない時間にエアコンがオンになっている教室が発見されるなど、無駄を省きコスト削減に繋がる提案なども行うことができています。
ここ１、2年の間に、この仕事に携わることで、空調に関する多くの専門知識を得ることができましたし、集めた情報を分析し、課題を解決していくこと自体にやりがいや面白さを感じます。地域にとってメリットのある提案ができ社会貢献できることも嬉しいですね。

やはり、将来的には電気保安のプロフェッショナルを目指したいですね。今その仕事に携わっている多くの人は高齢化しているという社会課題もあり、世の中に必要な仕事である以上、ニーズに応えられるスキルを身につけていきたいです。
そしていつか、十分な力をつけて、会社や組織を頼らなくて良いような自分になっていきたいです。
そうなれば独立という選択肢もあるかもしれません。
仕事も大切ですが、家族も大切ですから、その両方を大事にできる環境を掴んでいきたいと思います。